フーナーテストと衝撃の検査結果
こんにちは!まるぽんです。
不妊検査3日目。
今日も不妊検査!ということで朝から病院に出掛けます。
前回の検査時に、
「次の検査は精子とのおりものの相性を見るので、前日に性交してくださいね」
と言われていたので、前日に性交済みです。(セックスレスカップルには緊張の前夜でした・・・)
事前に配布された資料に目を通します。
この検査は性交後の精液が入った子宮から、粘液を採取する検査とのこと。ふむふむ。
順番が呼ばれ、検査台に座ります。
先生「これから、フーナーテストを始めます!」
いつもの超音波検査の金属棒のようなものが、子宮内に入ってきます。
小さなスプーンのようになっているのでしょうか。
子宮内部の壁?あたりを軽くこすって、抜き出しを2回ほど行って・・・・終了。
これ、何かに似ている。
そうだ、、
中学生の頃の「口内の細胞をスプーンで取って、顕微鏡で見る」
という生物の授業を思い出しました。
自分の口内状況を班の人に共有するのがとてもいやだったなあ。。。
思春期の繊細なあの頃。かすかな記憶に輪郭が浮き上がります。。33歳になったらパンツを脱いで子宮の奥まで棒を入れられて、粘液を採取。なんて、あの頃の自分に教えたら失神してしまうことでしょう。
わたくし、大人になったやも(涙)
感慨深く色々考えていたら、診察の順番が来ました。
ウィスパー神先生「(小声)検査お疲れ様。検査はおおむねは問題ないみたい。」
まるぽん「よかったです」
ウィスパー先生「(小声)ただね、初日の血液検査での抗ミュラーホルモンの値なんだけど」
まるぽん「・・・?」
ウィスパー先生「(小声)いわゆる卵子の質の値なんだけど、結構低くて・・
42歳程度の卵子の質なんだよね。」(検査用紙に42歳と書く先生)
なんと・・・・
ウィスパー先生「それとね、さっきのフーナーテストなんだけど、、精子の前進性がほとんどないの。つまりは、精子がちゃんと動いてくれてないかも。。
ええと、33歳の私の卵子は42歳で、
夫の精子はちゃんと動いてないかもで、、、
まじか!!??
ウィスパー神先生「卵子の質を上げるのにこのサプリを毎日1錠飲んで!まあ大丈夫でしょう」
(サプリを受け取りながら)
大丈夫・・・(なのですか??)
夫の精液をしっかり見たいので、精液検査容器を早めに持ってきて頂戴ねとのことで、動揺の中診察終了。(初日にもらっていたが、なかなか採取できず延び延びになっていた・・・。)
わーんなんだかいろいろ大変そうです。
中学生の頃よりは大人になった気になっていたけど、33歳のわたくし、もっと大人にならざるを得ないかもしれません。
うーむこの感じだとお金もいっぱいかかるかもしれない・・・。。
とりあえず夫に精子採取してもらわなーーーー
暗中模索まるぽん。。 次回に続きます。
痛いの?!卵管造影検査体験記
こんにちは!まるぽんです。
今日は2回目の不妊検査、
「卵管造影検査」について書きたいと思います。
前日に準備をするまるぽん。
「事前に痛み止めを飲んできてください」とのことでしたので、親知らずの抜歯時に使ったロキソニンの残りを用意!
事前に配られた「卵管造影検査とは」の概要に目を通します。
卵管造影検査は、子宮内に造影剤を注入して、レントゲン撮影を行う検査です。
カテーテルから造影剤を入れて、子宮の形状・卵管の通過性・卵管の癒着などを確認します。(抜粋)
えっ・・・なに?造影剤??
そんなの入れて大丈夫なの?
得体の知れないものを体内に入れることに早くも抵抗感が生まれます。
不安から、前々回のブログで紹介した
をめくります。
■卵管造影検査
「ひどく痛む人がいる検査です。ただ、施設の設備によって痛みは大きく異なります。」
ひどく痛む・・・・!!
早くも逃げ出したい気持ちでいっぱいです。
でも、こんなに早く逃げ出すわけには・・・(前回27,000円も払ったし)
神奈川レディースクリニックの設備が高度であると信じて、意を決して病院に出かけました。
前回の診察ではかなり待ったので、今回もそれなりに待つのかなと思いきや、
受付後、2分後くらいに呼ばれてしまいました。
看護師さん「ズボンと下着を脱いで椅子に座ってくださいね~」
ドキドキです。。
椅子が上がります。
先生「今から卵管造影検査を始めます。カテーテルを入れます。」
ゴム製の細い管が入っていくのを感じます。
管が硬い感じなので、奥の方まで入るとちょっとの不快感&違和感です。
先生「造影剤を入れまーす」
・・・・いよいよだ。
緊張が高まります。
あっ
痛いかも・・・・
痛みを感じ始めました。
生理痛のような感じです。
先生「造影剤入れ終わりましたー。」
管が抜かれ、ガーゼがつめられます。
先生「それでは、レントゲン1枚目を撮ります。」
ゴー(撮影音)
看護師さん「8分後に造影剤の拡散状況を撮影するので、このままお待ちください」
部屋に1人取り残されたまるぽん、ささやかな脳みそで状況を分析します。
痛み具合は生理痛レベルで5段階中2~2.5位でしょうか。
いや、まだまだこれから痛くなるかもしれません。そして、脚を広げたまま高座に放置され、客観的に見るとかなりみじめな感じです。
このような状況で大地震が起きたらどうなるのでしょうか。。そのままほったらかしでみんな逃げてしまったらどうしよう( ゚д゚)
この格好で後日発見されるのはちょっと。。
…ピピピピピピ
おや、、最悪な事態を考えているうちにタイマーが鳴りました。
先生「2枚目のレントゲンを取りまーす」
ゴー(撮影音)
先生「お疲れ様でしたー!」
あれ、、、もう終わり( ゚д゚)( ゚д゚)
検査はあっという間に終わってしまいました。。
結局、痛み度合は先述の「生理痛レベル5段階中2.5位」で変わらず。
「あー今日の生理はちょっとだけ痛いかなあ」位な感じでした。正直もっと痛いかと思っていました。(神奈川レディースクリニックの設備がとても良いというのもあるかもしれませんが)
恐怖を乗り越えた安心感で脱力してしまいそうです。
「1時間後に処置があるので、病院内で安静にしてくださいね!」ということで、しばらく院内で待機。
1時間後に検査時につめられたガーゼを抜きと消毒、超音波検査が行われました。
ガーゼを取り出されるゴワゴワ感、、不快感はありますが、緊張マックスの「得体のしれない造影検査」後だからか、こちらの不快感度合いはミジンコ程度。ささやかなものです。
膣内に器具を入れられるのにちょっと慣れてきたのかも!
しかし、、、世の中全てうまい具合にはいきません。いろいろあるものです。
この後の諸々の検査結果報告で、わたくしは驚きの結果を知ることになるのです。。。
(次回へ続く)
不妊治療病院へ行く!初日編
こんにちはまるぽんです。
今日は不妊治療の病院1日目の様子を書きたいと思います(^ω^)
前回の記事に沿って無事病院を選定!
自宅からバスで10分ほどの「神奈川レディースクリニック」を選びました。
初診のみ時間予約制とのことだったので、10時30分の時間を予約。余裕を持って10時10分に到着しました。
院内に入ると、患者さんでいっぱい。ざっと20~30人はいそうです。
「こんなに沢山の同志が!!」
心強く感じながら受付を済ませ、名前を呼ばれるのを待ちます。
(定刻10:30)呼ばれず。。
(1時間後)まだ呼ばれず。。
受付、本当はできてなかったんじゃないか・・・・不安ばかりが募ります。
聞いてみようかな・・・受付忙しそうだしどうしようかな・・・・うだうだ考えているうちにようやく呼ばれました。。
診察室に入ると、小柄なおじいさま先生が。
「33歳。そうですか、不妊治療としては早くはないでしょう。どんな治療が適切か色々検査してから決めるので、治療の前に何回か来てもらいますね」。
先生はとてもいい人そう!メガネの奥に優しい光を感じます。神様のようです。
でも・・・・
声が小さすぎて聞き取れない・・・・・!!!!!!!!(泣)
声量のベース自体驚くほど小さい、、加えて、しばし重要な単語(と思しきもの)が急に小さくなってしまわれます。。神様の試練なのでしょうか。。ぼんやりとニュアンスで把握。。(´⊙ω⊙`)
次はエコー検査なので待合室でお待ちくださいとのことで、またもや待ち時間。
・・・30分後、呼ばれました。。
緊張しながらすっぽんぽんで台座に座ります。
カーテンで顔は見えないのですが、こちらでは女性の先生が対応。失礼しますねーと棒が入って・・・・グリグリとかき回され・・・。
「うん、子宮もきれいですね。大丈夫でしょう。」とのこと。慣れないエコー検診に乙女心と身体は消耗。。。(笑)
再度診察があるということなので、またまたもやもや待ち時間。
・・・・40分後、呼ばれました。。
ウィスパー神先生再登場。
先生「見た感じ大丈夫でしょう。もうすぐ排卵日だからこの日に性交するといいですよ」
この「性交」の単語が聞き取れず、、
まるぽん「えっ、この日に何をするんですか?」
先生「性交を」
まるぽん「えっ?」(大真面目)
先生「(ごにょごにょ)」
側にいた看護師さんに「性交ですよ」と言われてようやく理解。。。
いけないワードを神に連発させる罰当たりな女になりかけました・・・。(恥ずかしさでまた消耗)
その後、採血があるとのことで、またまたまたまたもやもやもや待ち時間。。。(_ _).。o○
・・・40分後、呼ばれました。。
ちょっと痛いかもですよ〜(ブスッ)
…採血苦手のためここでも消耗。。。
診察2回、エコー、採血でようやく終わりです。様々な消耗を感じながら放心状態でお会計。
受付女性「まるぽんさん、27,100円でーす」
一気に目が覚めました(笑)
不妊治療がめちゃ高いって聞いてたけど、検査でもこんなかあーーー
病院を出て時計を見ると、14時10分。。
10時10分に来たわけだから4時間の拘束。。
不妊治療、時間もお金も甘くない・・・(五七五 字余り)
不妊治療あるあるの初日の洗礼でしょうか・・・この日はバス代をケチって、歩いて帰りました。。笑
皆さん、慣れない初日は色々思わぬことで消耗するかもしれません。時間とお金と心に余裕を持って、出かけて下さいね(^ω^)
のびのび(^ω^)
不妊治療、病院選びのポイント!
不妊治療すると決めた!
妊活雑誌や本なども取り寄せ、概要もつかんだ!
着々と気持ちの準備が整う中、
やはり一番気になるのは病院選びではないでしょうか。
特に首都圏にお住まいの方はターミナル駅(新宿とか横浜とか)を歩くと、これでもか!というくらい「不妊治療外来」の看板を見ることと思います。
一体どこにしたらいいのやら・・・・
妊活雑誌では大量のクリニック紹介が掲載されていますが、実際どうなの!?というところですよね。
前置きはせずに、私個人の結論を言います!
①かかりつけの婦人科の先生から、「この病院は頑張っているよ」などのお墨付きがある。
②友人・知人(友達の友達とかでもいいのですが)がその病院で成功している。
③ネット上などでも病院の評判が悪くない。(先生がちゃんと話を聞いてくれない。感情的に物を言われるなどがない)
④家から1時間以内で行ける。
ここが押さえられていると、パーフェクト!安心して通院できると思います。以下で詳細を説明します^ ^
①について
私の場合、かかりつけの婦人科の先生に「妊活の相談をしたい」と申し出たところ、
「妊活なら専門の不妊治療クリニックに行くべきよ!」という流れになったので、その場で聞いちゃいました。
「この辺りだったら、どこの病院が評判がいいとか教えてください!」
すると、、
「○○クリニックはすごく頑張っていて実績もあるみたいだよ」と教えてくれました。(^ω^)
婦人科の先生ですので、やはり(一般人の私達より)地元の医療機関に関する情報はあるようです。かかりつけの婦人科がある方はそこで聞いてみると良いと思います。
※ただ、先生によっては教えてくれない人もいるかも。丁寧に聞いてみましょう。
②について、
友人、知人が成功している!という情報があるなら、是非詳しく病院の様子などを教えてもらいましょう。
「成功したけど、先生がいやな感じだった」
「成功したけど、○○病院のほうがいいと妊活している知人から聞いた」
「最初○○病院に行ったけど、先生が最悪で転院した」
など思わぬ情報を拾うことができると思います。デリケートな話なので、できるだけ会って聞くのがベター!
③ネットなどの口コミについて、
言わずもがななので省略!笑
④家から1時間以内の病院について
不妊治療は月1回行けばいいわけではありません。ファーストステップの人工授精の場合だと、
・検診
・人工授精当日
・人工授精後の注射
など、毎月3回は通うことになります。
しかも何ヶ月、何年続くかも未知数です、、、
私は家からバスで10分ほどの近場の病院ですが、診察とエコーだけでも毎回とても疲れます。
そして、個々の周期により異なりますが、「この日に来て!」と指定される日は大抵平日です。
勤め人の方など、家からも勤務先からも遠い・・・という病院はスケジュール管理の面からもきついと思われます。
ほか、
「人工授精後、出血が止まらない・・・どうしよう!!」
などの至急な対処が必要な場合もあるかもしれません。
身体への負担や精神的なストレスを少しでも減らせるよう、病院は近いほうが安心できますよ!(妊活にストレスは大敵)
これら全てをコンプリート!は難しいかもしれません。
ただ、私はこれらをもとに安心できる病院にたどり着けた!と思っています。
これから病院選びをされる方、参考になるものがあれば幸いです♪ いい病院が見つかりますように!
次回は「不妊治療病院へ行く!初日編」です。
また明日更新しますので、引き続き宜しくお願いします。
(^ω^)のびのび
病院に行く前の不安、解消せよ!
不妊治療してみようかな。
でも、、、不妊治療って何するの!?
普段の生活で心がけることは何??
まず悩むのはここではないでしょうか。
妊活超初心者の方はまず、 雑誌「赤ちゃんが欲しい」などの妊活雑誌を読むことをお勧めします。
他の妊活中の女性の生活での取り組みや病院選びの注意点などが、浅く広くですが(医師監修で)掲載されているので、とっつきやすいです。 ここで、概要が何となく分かるといった感じ。雑誌なので、仕事でガッツリ疲れていても読めます。
※病院やグッズ、妊活鍼灸などの広告が沢山あるので、「妊活版ゼクシィ」イメージです。
もっと具体的に不妊治療とはどんなこと(検査・施術)をするのかなど詳細を知りたい方は専門書を読むことをお勧めします。
私は、浅田義正/河合蘭「不妊治療を考えたら読む本」講談社 という本を購入しました。
・検査の種類
・不妊症とは
・男性不妊(けっこう多いらしい)
・妊娠しやすい日は?
などなど最新の研究データに基づいた内容で書かれています。
因みに・・・
普段の性生活を妊娠しやすい日にちを狙うタイミング法。あらかじめ採取した精子をチューブで子宮の奥に注入する人工授精。採取した卵子を精子と合わせ、再び身体に戻す体外受精。
など、段階に応じてどんな治療が行われるのか、 恥ずかしながら私はなーーんにも知らなかったのですが、この本で、今後の身体に起こる覚悟(というとちょっと大げさ笑)を決めることができました。
病院に行って、 突然(痛い検査とか)怖い思いをしたらどうしよう!
という(私のような方は)予め情報収集をして損することはないと思います。
それと、、雑誌「赤ちゃんが欲しい」には読者の不妊治療体験談には、必ずしも不妊治療がうまくいくわけではないということが、多く書かれています。 「不妊治療を5年続けてようやく妊娠!しふかし残念なことに3ヵ月後流産。手術後、子どもがいなくなった体に無力感でいっぱい」
など、涙なしではとても読めないようなことも多いです。(年齢や体質によってはよくあることのようです。)
不妊治療するうえで、「うまくいかないこと」はありうること。。
「絶対妊娠したい!」と願いつつも、 「もしできなかったら・・・」の今後の生活も考えておいてもいいのかもしれません。
「子どもができなければ将来は不幸」と考えるのはあまりにさびしい人生ですよね。 (と、改めてここで自分にも言い聞かせるわたくし)
長くなりました。
次回は「病院の選び方」について私がこれかな!と思ったポイントに触れたいと思います。
のびのび(^ω^)
33歳女、不妊治療始めます。
はじめまして、まるぽんと申します。
33歳。ハードワーク気味会社員。
結婚2年目。
不妊治療での妊活5ヶ月目を迎えます。
「33歳で妊活?ちょっと早いんじゃない?」
なんて、おっしゃられる方もいらっしゃるかもしれません。
私も、今年に入るまで「不妊治療」に関しては、全く考えていませんでした。
自然妊娠が難しくなる40代近くなったらするものと思っていました。
自分にはもっともっと先のことだと。。。
そんな中きっかけとなったのは、今年、同学年の友人と久々に会った1月半ばのこと。
31歳で結婚した友人は既に臨月を迎えていました。
祝福しながら色々話を聞いたところ、友人は切り出しました。
「実はね、不妊治療なの」。
なんと!!!!!!!!!!!!!(驚)
その友人は一人っ子。ずっと兄弟が欲しかったそうです。
31歳で結婚、32か33で妊娠したとしても、生まれるのは10ヶ月後なので+1歳。
二人目を生むとしたら、順調に言っても35、36+1歳であろうと。
仕事も忙しいし、早いうちに手を打ちたい(なんとも現実的ですが)とのことでした。
その日の帰り道ふと一人で考えました。
ハードワーク系正社員。
30代になり、ますます一年が短く感じられるようになってきた自分です。
また、昨年の婦人科検診で、子宮筋腫も見つかり、そこもちょっと気がかりです。
加えて、俗に言う「新婚」なのかもしれませんが、
(深呼吸。意を決して言おう)セックスレス気味です(泣)。
・・・・・体調・環境ともにこのままではいかん(かもしれない)。
そんなわけで、夫と相談の末、不妊治療に足を踏み入れることになりました。
病院に行って検査を受けた結果、早く病院に来てよかった・・・と思い知らされることになるのですが。。
次の日記から、病院や費用、検査や実際の不妊治療(私は現在人工授精フェーズですが)
役に立っていると思う書籍、心境の変化などについて振り返りつつ、まるぽん自身継続中の不妊治療について、触れていきたいと思います。
この日記が、
「これから不妊治療してみようか迷っているけどどんなかな・・・??」
という方の一助になったり、
今絶賛不妊治療しているよ!という方とつながることができればうれしいです。
どうぞよろしくおねがいします^^